胃がんの経過<その4> 〜 術後
<2017年5月24日〜>
(3日目)
翌朝10時頃、一般病棟へ。
(4日目 体重−1.3kg )
ベッドから体重計のある詰め所まで歩行。
ほんの数日のことなのに若干のフラつきに驚く。
看護師さんにより点滴に繋がれている強力な痛み止めを流してもらうことが出来た。
(5日目)
痛み止めを流して貰おうと思ったら規定限度で取ることになり、飲み薬になる…ガックリ。
尿管も取れ、腸の動きや癒着防止の為にもドンドン動くように言われる。
声が枯れるのは、全身麻酔で管を通していたせいらしい。
咳も止まらず、お腹の傷に響き痛かった。
(6日目)
下痢になるのは、胃の消化機能が落ちてるせいらしい。
点滴と共にナースステーションの周りを10周程…動くのには問題ないようだ。
昼より流動食
● 重湯
● 砂糖汁
● 牛乳
(7日目 体重−1.7kg )
点滴の機械が外れる。
朝より三分粥。
(8日目 体重−2.2 kg )
腹腔鏡手術でのおへその下の一番大きい傷から汁が止まらなく、頻繁にカーゼを変えてもらう。
治りにくい場所らしい。
(9日目 体重−2.5 kg )
朝より五分粥 開始。
夕食のおかず、普通食と変わらない。
食べ終わる間際に左背筋の痛みと倦怠感。
どうも食べ過ぎによる早期ダンピング症候群だったもよう。
(10日目 )
朝食から普通食になっていたが、昨晩のことがあったので少なめに。
タイミングよく担当医の先生が部長先生とベッドまで来てくださる。
昨夜のことを話すと、食べ方の指導をして戴く。
一口ごとに箸を置くペースで食べるといいとのこと。
主治医が順調なのでちょっとペースが早すぎたか…食事を戻そうかとおっしゃたが、自分でコントロールしてみることを伝える。
(12日目 体重−3.7kg )
手術で取った組織の病理検査の結果がでる。
● ステージ 2A
● がんのタイプとしては根深く、胃の壁の上層部に入り、リンパ管、がんの血管が少し伸びていたとのこと。
● リンパへの転移は、なし。
● 胆嚢(たんのう)のポリープは良性。
ということで、以降の治療必要なしでホッとする。
(14日目 体重−4kg)
めでたく退院。
2017年12月中旬現在の体重 −7kgとなる。
エネルギーが傷を治すことに使われるとのことで、退院後にまた体重が減ることは聞いていた。