治癒力の素
高須クリニックの医院長、高須克弥さんがTwitterで公表。
かっちゃん癌制圧プロジェクトの検査結果がでた。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2021年10月29日
期待したより抗癌剤がよく効いている。
がん細胞がほとんど消滅した。
この調子なら完全制圧も夢ではない。
攻めてよかった。なう。
どんなにいい治療でも、本人の希望がないと行われない。
その逆もあり、本人が希望すればその治療は行われるということか…。
部門は違えど、医療の先生ということで自分が責任を取るというカタチで、主治医も協力出来た印象。
これが臨床試験の結果として認められると、治療の選択が増える。
身体を張った高須医院長の行動力には頭が下がります。
ただ治療だけでなく、本人の治ろうとする気持ちも後押しをしたのではないかと思います。
身近でもありました。
<母親の場合>
母親が子宮頸がんからの肝臓転移の時、放射線治療を始めました。
主治医は、私だけに多分効かない率の方が高いと…。
告知が日常でなかった当時、母親には「がん」ということを知らせない方がいいと主治医の判断。
母親はデキモノの神様 石切神社でお百度を踏みながら、通院で放射線を当ててました。
ある時、先生に呼ばれて小さくなっているという結果を聞きました。
一瞬で母親の気持ちが小さくしたのだと思いました。
その後、亡くなることにはなりましたが…。
<祖母の場合>
96才で亡くなった祖母が入院中、私が帰ろうとすると見るからに呼吸が苦しくなったりました。
息が出来ない中、先生に助けて貰うように頼んでくれと私に言うのです。
人工呼吸器を付ける事態になって、年齢的にも覚悟をしてくださいと言われました。
週一度、集中治療室へお見舞い。
ある時から送る酸素の量がドンドン減って、終いには人工呼吸器が取れました。
<私の場合>
私も結構大きな交通事故で、あちこち骨折をしたことがあります。
左腕の骨折を固定で治そうといていたのですが、曲がってくっつきかけていました。
膝の時に一緒に真っ直ぐにする手術をすることに。
ところが、いざ開くと骨の間に神経が挟まっていて100本のうち、2、3本しか繋がっていませんでした。
急遽、左足首の神経を腕に持ってきて100本の神経を1本ずつ繋ぐ大変な手術になりました。
担当医がとても手術の好きな先生で…名医でもあったのです。
が、繋げた神経は1日に1mm伸び、実際に通るどうかは半年ほど様子を見ないと分からない。
そして治る確率は25%だと聞かされ、ダメでも腱移行という方法があるから…と。
その間に垂れた下がった手首に装具をはめ、固まらないようにリハビリをしていました。
である時、リハビリをして貰っていたら微かに持ち上がるような感触。
急いで、主治医に診てもらうと、繋がって来ていると…。
自分でも期待はしていなかったのですが、驚きもプラスされ嬉しい悲鳴でした。
何度かある意味 不思議と思えることを目の前で見、自分でも体験したこと…医療のお陰であるけれど、本人の潜在意識が働いたように思います。
心を込めて、その時に出来ることを淡々とすることかと思ったり…。